甲斐駒ケ岳「黒戸尾根」山行報告

日時  2011年4月15日〜17日(夜行一泊)
参加者  加藤・木下・加藤(茂)・長谷川・斉藤(扶)・畑木・亀谷 7名

4月15日      登戸21時発〜中央高速韮崎IC〜北杜市竹宇神社11:20分着(仮眠)
4月16日(土)曇り 竹宇神社6:30〜五合目小屋跡14:00着(テント泊)
 4時起床軽めの朝食を取り6:00出発 途中竹宇神社で登山の安全祈願をする 雪の状況が悪いので各自2リッタ―の水を汲み
 上げる。つり橋を渡り尾根までの急登が始まる、笹平までは雪がなく殆んど夏道と変りない登りでしたが、なぜか足が重く予
 定時間より遅れる。刃渡り過ぎから雪が出てくる、刃利天狗を過ぎてから本格的な雪道に変わり黒戸山のトラバスルートは春
 雪特有の足抜けが多く疲れが増してくる。五合目の小屋跡で天幕を張る。14時着(テント泊)

    

尾白川の吊り橋を渡りスタート!

刃渡りを行く!

4月17日(日) 晴れ
 テント場5:00〜七丈小屋6:25〜35〜八合目(展望)7:35〜50駒ヶ岳頂上9:20〜45分〜八合目10:50〜11:05〜七丈小屋11:45
 〜12:00〜テント場13:00着 テント撤収後14:05〜竹宇神社着18:10 

 4時起床温かいお茶と食事をした後、登山支度をして5時出発する。
 急な梯子を3〜4回程登り七丈小屋に着く。(休憩)今日は予報に反して最高天気に恵まれ山日和の様だ、頑張るぞ〜これより
 上部は雪が多く早朝なため雪が締まってアイゼンに心地よく食い込み歩きやすかった。急な斜面をアイゼンを利かしてピッケルと快
 調に登る。頂上9時20分着。最高の眺望で女性人の感激ぶりに男性陣は大満足で記念写真を取り下山に取りつく。下山時は
 雪の岩稜地帯はザイルを出して慎重に下りる下山後、尾白渓谷の湯に入り二日間の汗を流し中央高速経由で登戸着23時

    

八合目 石の鳥居付近

富士山が見える!

快晴の甲斐駒ケ岳山頂!



 
感想

 今回は春山であるが3000m級の山では、まだ冬山である。女性人3名は初体験で黒戸尾根の標高差2400mの急登を苦しみ
 ながら登り途中の岩場、雪の斜面を自分との葛藤で登り頂上にたどり着いた時は何事にも耐えがたい達成感で溢れたであろう

                                                         (記、写真 亀谷)