中ア 「越百山~空木岳縦走報告」

日時 10月5日~7日(夜行一泊)

5日 横浜21:00~高尾IC(中央高速経由)~塩尻IC~(木曽街道経由)須原~伊奈川ダム駐車場2:00着(途中仮眠)

6日 駐車場6:00~越百小屋10:50~越百山頂12:30~仙涯嶺14:30~南駒ヶ岳16:15~摺鉢窪避難小屋17:15着
  (歩行時間11時間)

 伊奈川ダム奥の駐車場6:00出発ケサ沢林道を歩き三合目の福栃橋から登山道に入るが九十九折の急登が続く六合目辺りか
 ら紅葉の中に仙涯嶺や南駒ヶ岳、その奥に空木岳が見え素晴らしい眺望に暫しの休息を取る。やがて七合目で上の水場で
 4ℓの水を汲み上げる。一人2キロザックが重く今までよりさらに辛い登りになる。八合目過ぎからなだらかな下りに入り程なく
 越百小屋に到着早めの昼食取り越百岳の登りに入る。越百岳山頂から仙涯嶺~南木曽駒~空木岳の稜線は実に素晴しい
 眺望であった、岩稜地帯の尾根を歩きだし仙涯嶺辺りからガスが懸り始め眺望が限られ折角の紅葉も残念ながら見えなく南
 木曽駒岳に到着するも先が見えない状況で赤郷岳の下りに入り摺鉢窪避難小屋の分岐にやっとの思いで到着分岐から下り
 15分位で小屋に着く。摺鉢窪の紅葉は見事な秋彩一色)今晩の宿である摺鉢窪避難小屋は先客16名で無人小屋 にして
 は綺麗な小屋でトイレも清潔に保っていて気持ちの良い小屋でした (総勢30人位は入れる、小屋の維持管理費一人1000円)

7日 避難小屋5:30~赤郷岳6:50~空木岳7:45~木曽殿小屋9:20~ウサギ平12:20~駐車場15:20(歩行時間10時間
   入浴後中央高速経由~帰宅

 昨夜から朝方まで強い雨が降り続き心配していましたが朝方は雨も上がり朝靄の中出発小屋から30分で稜線(分岐)に出るが
 靄の中で景色がはっきりしない中、赤郷岳に登り頂きから空木岳の登りの稜線が霞みの中に見えて来る。空木岳山頂はさすが
 に大勢の人が群なっていた。気温が低く寒さですぐに下山に取り掛かるが岩稜の厳しい下りを越え木曽殿小屋にたどり着く、休
 憩後、奈良川ダムの樹林帯の道をしばらく進むと義仲の力水場があるが水は涸れていた、下る尾根の七合目からは南木曽駒
 や空木岳が眺望出来る、展望台があるが残念ながら靄で見る事が出来なかった、しばらく下った頃大きな沢に出、風ある吊り橋
 を渡り対岸の尾根に又40分位登りかえして下りウサギ平に到着そこから林道を 2時間位でダムに到着。

追記
  今回は紅葉には時期が早すぎると思って期待していなかったが標高1000mを超えた辺りから紅葉が出始め稜線では今が
  一番の見頃と思える錦秋の世界で感無量の山行でした。                     (亀谷 記)