期日 7月1日(金)〜5日(火)
メンバー L亀谷福三 加藤征 成川秀雄 木下径大 加藤竜子
記録
△7月1日(金) 晴れ
羽田空港 11時頃全員集合 発(12:00)千歳空港(13:46)トヨタレンタカー営業所14:15〜40)幌尻駐車場(17:00) テント泊
早めに搭乗手続きを済ませる、手荷物チェックでベルトのバックルと登山靴を脱いで2回目でパスする、機内は満席であるが気
流の関係で揺れが多い、よって飲み物サービスなし 空港着後「ガスボンベ」を調達、レンタカーターミナルへ行きレンタカーに
荷物を積み込み出発、途中食料の買付けをし夕食後駐車場着、テントを張り早めに寝る
△7月2日(土)晴れ
駐車場「テント場」(6:20) 取水施設(8:10) 洗心の滝(8:50〜9:20) 幌尻山荘(10:40)
夜中に雨音がしていたが朝になるとやんでいた、取水施設までの2時間は林道歩き、いよいよ北海道に来ている実感を味わう
取水施設よりしばらく右岸を歩き後、渡渉が始まる、水温は思ったより暖かく、渡渉場所の表示もわかりやすい、水量は多分
普通なのだろう、何回か繰り返しだいぶ慣れた頃待望の幌尻山荘が見えてきた、濡れたものを着替えてそして夕食宿泊者が
多く通路もない程の混みようだが暖かく寝具はいらなかった
△7月3日(日)晴れ
幌尻山荘(4:00) 命の水(5:40) 雪渓上(6:30〜7:35) 幌尻岳(8:25〜50) 戸蔦別(11:40)戸蔦別岳分岐(12:00)沢取り付き
(13:40) 幌尻山荘(14:35)
山荘内は火気厳禁につき「命の水場」で朝食の予定で起きてすぐ出発、山荘横から急な登りに取り付く、大きな岳樺の中、山
の深さとがすがしさがいっそう感じられる、命の水の標識にしたがって左に行ったが多くの雪渓が手前にあり水場まではこの
雪渓を渡るか、大きく下降して廻って行くのかどちらかなのだろうが、両方共あまり気乗りせず先を急ぐこととし取水はあきらめ
る、1時間程がまんし雪渓の近くで朝食を作る、北カール上のゆるやかな稜線、ハイマツ道の合い間はお花畑、天候も良く周り
を見ながら幌尻岳につく、山頂には多くの人がおり、百名山の最後だったり、道内のひとより全国区といったほうがいい様だ、
それぞれの想いで記念撮影に忙しい、私達は戸蔦別岳に向かう、このコースをとる人は少ないようで踏み跡もだんだん少なく
なる、特に分岐よりの下降は急でなおかつトレースが消えそう、又虫が多かったり所々熊の糞がありガスがかかっていたりする
と注意を要する所だろう笹とやぶのなかをしばらくくだると渡渉する沢にでる、渓流靴に履き替え3ヶ所程渡渉を繰り返すと幌尻
山荘につき、2日目の宿泊となる、昨夜程ではないが満員といっていいだろう
△7月4日(月)くもりのち晴れ 夜より雨
幌尻山荘(5:00) 取水施設(6:40〜7:10) 駐車場(8:50〜9:20) アポイ山荘(12:30〜13:50)アポイ岳山頂(15:40〜16:00)
アポイ山荘(17:15)
小屋前のベンチで朝食後、渡渉の準備、2泊もするとなつかしい風景となる廻りとも別れをつげる、山荘前から始まる沢の下降
に入る、登りに比べて余裕が感じられる、駐車場よりは亀谷さんの運転で日高の牧場帯を走る、カーナビをセットしているとは
いえ疲れているのにご苦労様です”アポイ山荘で昼食、明日登る予定だった「アポイ岳」明日は天気が良くないので今日登っ
たほうが良いとのアドバイスに従う、早速、山荘の宿泊の予約をしアポイ岳に向かう海岸沿いにあるアポイ岳は良く整備され
ており、特に「ヒダカソウ」が有名(但し、もう遅く葉っぱだけでもと探したが判らなかった、アポイ山荘に入る頃には雨が降って
きてテントでなくて良かったなと思いながら 酒”酒”酒”
△7月5日(火)雨
アポイ山荘(8:00) 千歳レンタカー事務所(11:14) 千歳空港(11:40〜16:30) 羽田空港(18:20)
雨の中一路千歳空港に向かって車は走る、海岸線の道の景色を見ながら、特に「日高昆布」の産地に納得
こうして2年間足止めされていた「幌尻岳」に行けました、天気にも恵まれ楽しい山行でした
(記 加藤征)