令和4年の夏山

 8月6日、特急「梓」は満席!小淵沢駅まで1時間半”立席”コロナを影響を感じさせない混み様です
 信濃大町駅は昔、バスに乗る為にごった返し、切符を買うのに走ったものです、今回はバス一台の発車
 散々と集まってくる人の為に”扇沢行きのバスを増発します”とアナウンス有、
 1時半に室堂着、外に出ると急に涼しさを感じ、目の前の立山の雄大さとお花畑の景色は丹沢の山谷とは
 違う、この景色を見ると胸がドキドキしてくる、雷鳥沢のテント場はびっしり!オレンジ、グリーン、黄色と
 色とりどり、雷鳥坂を登るにつれテン場のテントがお花畑のように見えてきます、
 夕方5時、剣御前小屋到着、いつものスタッフが迎えてくれるが、コロナの為か、皆んなピリピリしている、
 食堂の中での会話は禁止、ひたすら食べて明日にそなえる、みどりが池温泉小屋はコロナで二週間休業し
 その後、雷鳥荘、剣沢小屋もコロナの為に休業、お盆の一番稼ぎ時に!!
 立山から剱岳の稜線は銀座通りのにぎわいだが剣沢を下る人はいない、広い長い雪渓と紺碧の空、岩・・
 歩いているのは私だけ・・
 平蔵谷、長次郎谷を左に見ながら真砂沢へ、小屋の心平さんから三ノの沢、四の沢の雪渓が不安定なので
 気をつけるようと忠告、事故が多いらしい、二股で見る三ノ窓の雪渓、55年前、この景色が私を狂わせた!
 ”なんと素晴らしい雪と岩のたたずまい” 天気が良すぎるのが酷という事が今回判った、仙人新道は詰か
 った、汗が流れ、目に沁み、暑さと、足がツレ、水分をたくさん補給、しかしこれが徒に、”足が揚がらない”
 ”木陰がない” ”眠い・・・ ようやく仙人峠にたどり着いた、一年振りの八ッ峰、景色に見とれる、あともう少し
 、池の平小屋にたどり着いた、「おかえりなさい」といわれ一服、目の前の山々、その上に浮かぶ雲に見とれ
 今年も小屋に来れた事に”感謝” 年齢とコロナによる運動不足をつくづく感じました
 8月13日は関西蛍雪山岳会の方6名が池の平小屋に来てくれました、若い人達の楽しい会話、こんな人達と
 歩いてみたい、若者に囲まれた岩田さんを羨ましくも思いました、ありがとうございました
 小屋では毎日、山を眺めながら草刈り、枯枝拾い、道の整備をし15日に山を下りました、この日も快晴!
 足の遅い私は皆より一時間早く小屋を出発,
 仙人温泉小屋手前で合流、必死に皆さんに会わせて歩く、”何度も転んで”仙人ダム駅へ、トロッコには余裕
 で間に合いました、欅平駅で岩田さんにパッタリ会い、宇名月温泉の池の平小屋オーナーの酒店へ、
 車を置いてある上市へもどる岩田さんに別れを告げる、
 今年の夏は天気に恵まれてましたが年齢と運動不足はごまかせません、しかし後者は日頃の行動で何とか
 なるかも・・・・歩く事ですね、 


     「山と渓谷」10月号の表紙は池の平の紅葉で飾られます

                                               (記 高橋)