黒部川源流、赤木沢、薬師岳

期日   平成19年8月23日(木)夜〜26日(日)
メンバー 「赤木沢」 加藤征(L) 亀谷福三、長谷川タカ子、加藤竜子
       「薬師岳」 三須和彦
記録

8月23日(木) 雨のち晴

 長津田駅 20時集合、亀谷車で中央高速道に向かう、相模湖IC〜松本IC〜安房トンネル〜平湯〜飛騨道の駅(1時頃)で仮
 眠。

8月24日(金) 晴
 道の駅(5:00)〜神岡手前の赤い橋より双六渓谷沿いの道より、有峰林道有料道路に入る〜有峰湖〜折立登山口駐車場
 (7:20〜8:05)〜太郎平小屋〜薬師峠テント設営(12:10〜13:15)〜太郎小屋(13:30)〜薬師沢小屋(15:40)

 神岡のコンビニで有峰方面行きの道を聞く、途中道標がない所もあったがなんとか有料道に到着、昨日まで降雨の為、通行止
 になっていたとの事だが、なんとか通れて一安心、有峰湖付近はカーブが多く車酔いになってしまう、折立の駐車場で朝食後
 、出発10日程前に登った剱岳を左に見ながら、なだらかな太郎小屋をめざす、薬師峠でテント設営、昼食後三須さんを残し薬
 師沢を下る、薬師沢小屋付近は多くのパ−ティーがおり狭い事もあり小屋の中でうとうとし5時に夕食後、早々に寝てしまう。 

8月25日(土) 晴
 起床(4;30) 朝食(5:00) 小屋発(5:50)〜赤木沢出合(6:50)〜赤木沢出合上(7:20〜40)〜大滝下(9:40〜10:
 10)〜大滝上(10:35〜50)〜中俣乗越付近(稜線)(11:20)〜赤木岳(12:07〜30)〜北ノ俣岳(13:20)〜2338m
 峰、三須さんと合流(13:40〜15:00)〜薬師峠テント場(16:15)

 緊張と期待の中、いよいよ黒部川に入る、左岸側を辿るが右岸にも3回程徒渉する、水量は少ないが流れは早い、約一時間
 で赤木沢出合に到着、黒部川の3段の滝が印象深い、右側を廻り込むと赤い川床が現われる、思わず、その上を渉き廻る、
 沢の方を見れば緑の木々の間からきれいな滝が見え、見上げれば青い空、写真で見た、文章で読んだ、それらが実感として
 目の前にあることが不思議だった、一箇所まで水に入り右壁を登った所を除き、快適に登る、大滝の下で昼食後左岸を巻き滝
 上に出る、ここから左側を辿り、中俣乗越を目指したが少し左側に寄っており稜線近くで修正し中俣乗越に出た、赤木沢の源
 流で飲んだおいしい冷たい水を思いながら大休止、北ノ俣岳の次のピーク(2338m)で三須さんに会う、薬師岳を往復し早い
 ので北ノ俣岳まで迎えに来たとの事、急にガスも発生して寒くなってきたがまだ早いので待って一緒に帰ることにする、テント
 場に着くころにはガスもきれ遠くの山並みが見渡せた、お互いの健闘を祝し乾杯!

薬師沢小屋前

遡上

最初の滝

2段20mのナメ

大滝上部

ゴルジュ

4段20m
 

 
8月26日(日) 晴
 薬師峠テント場(5:35)〜三角点(7:25〜35)〜折立(8:40〜9:10)〜有峰湖〜有峰林道〜平湯(入浴)〜安房トンネル
 〜松本IC〜ミドリが池PA(昼食)〜上野原IC〜相武台駅前

 テント場からの星空はきれいだった、3日間の快晴に感謝し下山する、暑いがどこかさわやかさを感じる、折立の駐車場はほ
 ぼ満車でその人気度がうかがえる、帰りのカーブにも車酔いを感じながらも、平湯で入浴、途中渋滞も予想されるので中央道
 に入ってから昼食とることにし、先を急いだが、やはり渋滞しており、早めにおりて亀谷さん得意の裏道を通り、午後8時過ぎに
 は自宅に着く事が出来た。

                                                   (記録 加藤征, 写真 亀谷福三)