『2008年(赤木沢沢登り中止)乗鞍岳・御嶽山登山』記録
                                                                          
                                                            (記 野口 写真 亀谷)
日 時 : 9月12日(金)夜〜9月15日(日) 夜行2泊
参加者 : 加藤 亀谷 松沢 長谷川 加藤(竜) 野口

9月12日  亀谷車  登戸21時発〜神岡24時50分着

9月13日 
 神岡(5:00発)〜折立(6:50-7:10)〜朴の木平バスターミナ(10:25-10:55)畳平(11:37-12:00)〜肩の小屋(12:30)〜山(13:07-13:20)〜
 肩の小屋(13:47)〜畳平(14:19)〜平湯温泉(15:35)〜平湯オートキャンプ場

 登戸で加藤会長ほか6人が揃い出発。神岡で仮眠し、有峰のゲート開きを待折立に向け出発。その時点でポツポツ雨が降り始め
 、折立に着いた時は本降りとなっていた。翌日は赤木沢沢登りを予定していたので、天候回復を願って薬師沢小屋まで行くか
 協議し、結果雨を避け乗鞍岳・御嶽山方面に向かうこととなった。(偶然隣りに小田原の林氏一行がいた。彼らは薬師岳目指し
 て出発した)乗鞍岳の一般車通行は朴の木平まで。亀谷さんと松沢さんの温泉組と別れ残り4人は乗合いバスで畳平に向か
 う。バスターミナル下の遊歩道を過ぎ、幅の広い道を登りきるとゆるやかに下り、肩の小屋に着く。ここから先は砂礫と岩で歩きにく
 い。蚕玉岳を越えると剣が峰の山頂が見える。頂上には乗鞍本宮奥宮が祀られている。本来ならばすばらしい展望が楽しめる
 のであろうが、時たまガスが切れて麓の景色が覗くのみ。早々に畳平に戻ったが、出発地名を誰も覚えておらず平湯温泉行き
 のバスに。終点についた4人組、『あら〜???』亀谷車に迎えに来てもらい、平湯オートキャンプ場で宿泊。

                        乗鞍岳山頂

9月14日 
 平湯オートキャンプ場(6:50発)〜御嶽ロープウェイ飯森駅(9:15)〜女人堂(10:08-10:20)〜九合目(11:20)〜剣が峰(11:45 昼食12:50)
 発)〜賽の河原避難小屋(13:28)〜魔利支天乗越(13:45-14:00)〜三ノ池避難小屋〜女人小屋(15:25)〜飯森駅(16:00着)

 出発時は青空が見え天気が良くなる気配だったが、御嶽山に近づくにつれ曇天に。雨を覚悟し出発飯森駅からはしらびその
 小径を行く。七合目の行場山荘からは木の階段を登る。深い針葉樹林の中を歩くため蒸し暑い。女人堂付近で前方が開け、黒
 っぽい岩,ハイマツの根のナナカマドの赤、ホシガラスもいて明るい雰囲気の道になる。石室山荘、覚明堂を越え右手に二ノ池を見なが
 ら登ると頂上直下の小屋そこから剣が峰山頂まで一気に階段を上る、登る前は雨も覚悟したのに山頂では青空も覗き昨日登
 った乗鞍岳も見えるようになった一ノ池周辺をぐるり周り、二ノ池新館〜賽の河原〜白竜避難小屋〜三ノ池に下り、八合目の女
 人小屋までトラバースした。このコースは足場が悪い部分があったり、やせた雪渓のガレ場を渡るところもあったりで注意がいる。
 ロープウェイの最終便の時間が近づき気持ちはせくがトラバースの道は緩やかだが上っていくし道端のおいしそうなブルーベリーは食べ
 たいしで遅刻するかもと心配した。八合目からは下る、一方最終便の30分前に駅に到着することができた。ロープウェイで鹿ノ瀬
 駅におり、『やまゆり荘』で入浴、開田高原キャンプ場にテントを張 った。

                        
  
               
 ホシガラス                                暑い!登り            




                       
 御嶽山山頂           


9月15日 
 開田高原キャンプ場(7:35発)〜登戸 (13:20着)
 
 小田原の林氏によると、雨の折立の翌日は天気が回復し薬師岳からはすばらしい眺望が楽しめたとのことだ。あのまま雨の中
 を薬師沢小屋まで行っていたら、翌日の赤木沢の沢登りは行けたのかもしれない。『かも』では仕方が無いが、新人の安全を
 考慮してくれた先輩方に感謝する。                                             以上