山行報告  南ア 「光岳〜茶臼岳」

日時      平成20年10月31日(金)夜発〜11月3日(祭日)
メンバー    亀谷福三(L)、長谷川タカ子、高橋八千代、加藤征(記録)、加藤竜子、笹浪昌子(会員外)
記録

10月31日(金)
 登戸 21:00⇒中央高速⇒飯田IC⇒R152⇒遠山川林道⇒易老渡駐車場 2:00

 飯田ICで降り、新車の亀谷車のナビを頼りに進む、林道の入り口で少し迷ったが林道に入る、沢筋より高い所の集落を通過す
 る頃にはナビに道の表示もなくなり行き先には鹿が現われたり不安もあったがなんとか易老渡の駐車場に着く、駐車場横には
 簡易トイレもあり、テントと車に分かれて仮眠する,夜中、にわか雨に起こされるがやがて静かになる。

11月1日(土) 晴
 起床 (6:00)〜易老橋 (6:55)〜面平 (8:25)〜易老岳 (11:05〜25)〜三吉ガレ(11:45〜12:20 昼食)〜光岳小屋(14:00〜20)〜
 光岳往復(15:00)  水場往復(30分)

 朝テントを撤収するが水がたまっており水抜きしてたたむがパッキングする気にはならず車に置かせてもらう急な落ち葉の道を
 登る、紅葉としては少し遅い様でもあるが所々現われる真っ赤なモミジと透きとおる様な黄色のコントラストはこの時期でない
 と味わえないだろう、時々見える稜線は今朝の雨が上では雪だったらしく白くなっている、登山道には雪は残っていないが上
 部の樹林には風も無いので樹氷となって残っており冬山の近い事を知らされる、光岳小屋手前の旧キャンプ地の水場では水
 がとれず少ない雪を集めなくてはと廻りを見ながら心配する、小屋には先着5〜6人、テントは2張りだったが混んでくる事を見
 込み2階の一角に荷物を置き光岳を往復する、途中、テント泊の人が水場の様子を話してくれ”ジャンジャン”湧き出ているとの
 事、安心する、水場は小屋前の稜線より南側の急なガレ場を5分程下ると小屋のポンプ室があり、さらに下ると取水口があった
 、水量は多く涸れる事もないと思われた。

11月2日(日) 晴 風強し

 光岳小屋(7:40)〜三吉ガレ(9:00〜10)〜易老岳(9:40〜10:00)〜茶臼岳(12:35)〜茶臼小屋(13:00)0
 
 小屋の窓より日の出を見る、富士山はすぐ近くに見え朝焼けの雲海もきれいに見えた、今日の予定には十分余裕があり昨日
 登って来たコースを思い出しながら歩く、結局、小屋はほぼ満員、テントも多く張られていた、朝、早く出て聖平迄行く人もおり早
 くから賑やかだった、これも小屋に入ったら仕方ない事だろう!途中、茶臼小屋より光岳を往復する人も何人かに会った希望
 峰の下り頃より北風が強くなり茶臼岳よりの下りは一層身にしみる、茶臼小屋はまだ新しく、開放されているのは約、半分トイ
 レは新しく、水は小屋のすぐ近くで取れるし使わせてもらう事に感謝する、小屋には早く着いたので表に出ようとするが風は相
 変わらず強くあきらめる、今日も小屋はほぼ満員!20人くらいだろうか、明日は早く立ちたいので早めに寝る事にする。

11月3日(祭日) 曇り
 起床(4:20) 茶臼小屋(5:45)〜茶臼岳(6:15)〜易老岳(8:10)〜面平(9:45)〜易老渡駐車場(10:50〜11:10)⇒R152南ア登山口     (13:00)〜かぐらの湯・食事((13:20〜14:40)⇒飯田IC⇒中央高速⇒相模湖駅(18:50)

 昨夜はだいぶ寝たと思って時計を見たらまだ7時だった?風は止んでない様子なので雨具の上下を着込んでライトをつけて出
 発、ライトで歩くなどは久しぶりだ!分岐の辺ではライトも必要なくなったので頂上でヘッドランプを外す、風はまだ強いが昨日
 程ではなく希望峰の樹林帯に入った所で雨具を取る、空は鉛色に立ちこめており雨を心配する声も聞かれたが入山時より一段
 と紅葉した山々を”よくも、この急な道を登ったもの”だと言いながらの楽しい下山でした、易老渡からの林道を迷ってしまいいっ
 たん引き返したりしたが152号線の登山口に無事出る事が出来た、次は亀谷さんがネットで見たという”かぐらの湯”に行くの
 に人に聞いたり、地図をもらったりでやっとたどり着く、帰路とは反対方向に行くという事のうえ、道が一段と狭くなって行く、道
 の駅「遠山郷」の中にある事も探しにくい点だったのだろう?でも、そこは確かに温泉で大きく、きれいで食事もおいしく、迷って
 も寄って良かった!そこからの道中は長かったが思いのほか渋滞も少なく帰宅出来た。
 


光岳山頂にて

茶臼岳山頂にて

尾根歩き

夜明けの冨士